私は60代で、80代の両親が近所に住んでいます。
父は認知症ではありますが、介護が必要なほどではなく、二人ともこれまで元気に暮らしていました。
特に母は、80代になっても毎年の健康診断で異常が見つかったことがなく、病気とはほとんど無縁の人でした。
お腹が痛いと言うこともなく、日常生活を普通に過ごしていたのです。
そんな母が、今回珍しく体調不良を訴えました。
「お腹の調子が悪い」と言うので、念のため病院へ連れて行くことにしました。
正直なところ、その時の私はあまり深刻に考えていませんでした。
年齢的に、少し調子を崩すこともあるだろうし、薬をもらえばすぐに良くなるだろう、そんな気持ちでした。
病院へ向かう母の様子も、歩けないわけではなく、会話もしっかりしていました。
ただ、いつもより口数が少なく、どこか元気がないように感じたのを覚えています。
「今まで元気だったから大丈夫」
そう思っていた自分の気持ちと、「何かおかしいのではないか」という小さな不安が、心の中で入り混じっていました。
この受診が、結果的に私たち家族にとって大きな意味を持つことになります。
親が高齢になるということ、そして「元気そうに見える」ことと「本当に大丈夫」ということは、必ずしも同じではないのだと、改めて考えさせられるきっかけとなりました。

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